今回は3本。
「ゴースト・イン・ザ・シェル」 電脳ネットワークと肉体の義体化が高度に発達した近未来。世界最強の捜査官、少佐。悲惨な事故から生還した彼女の体は、脳の一部を除いて全身が義体化されていた。少佐はタフで有能な精鋭メンバーを擁する公安9課を率いて、凶悪なサイバーテロ犯罪に立ち向かっていた。ある時、ハンカ・ロボティックス社の関係者が何者かに襲われる事件が発生。捜査を進める少佐の前に、クゼという凄腕のハッカーの存在が浮かび上がってくる。事件の真相を追ってクゼに迫っていく中、いつしか自分の脳に残るわずかな記憶に疑念を抱くようになっていく少佐だったが…。 【allcinemaONLINEより】
スカーレット・ヨハンソン主演の近未来アクション。 日本の漫画・アニメ「攻殻機動隊」の海外実写版ですな。 基本的には日本版のアニメ映画1作目の「攻殻機動隊(この後は原作と表記)」を丸々海外版にした印象。 オープニングの少佐(機械の体)が作られていく過程も再現されています。 原作でもそうだったように、作品独特の専門用語や世界観の説明などほぼゼロ。 なので、あくまでもシリーズファン向けに作られた映画だと思った方がよいでしょう。 個人的にシリーズアニメは好きで一応全部見たワタクシから言わせてもらえば、この映画、アリです。 もちろんアニメの方が生き生き動くしカメラワークも見やすかったりするけど、実写で再現したと考えるとなかなかの出来栄え。 キャラクター達の再現度も、日本の様々な実写版で見られるようなコスプレ感は無いし、それでいて原作の雰囲気はちゃんと感じる。 原作での数々のシーンを再現してあるあたりも思わずニヤリ。 個人的にどうにもしっくりこなかったのが荒巻部長役の北野武さんは合わなかったなぁ。 何言ってるか聴き取れんしw 出演者はスカーレット・ヨハンソン、北野武、福島リラ、そして桃井かおり。 桃井さんの登場はビックリしたw 面白かったです、完全ファン向けな作りですが、シリーズファンでもまぁ楽しめると思いますのでファンならオススメ。
「9<ナイン> ~9番目の奇妙な人形~」 古びた研究室の片隅、麻布を縫い合わせて作られた奇妙な人形が目を覚ます。その腹部には大きなジッパー、背中には数字の“9”が描かれていた。ところが、彼は自分が誰でどこにいるのかも把握出来ない上、外に出てみるとそこは一面廃墟という有様。すると、そんな彼の前に、背中に“2”と描かれた人形が現われる。そして、彼は9の壊れていた発声装置を修理し、我々は仲間だと語りかけるのだった。だがそのさなか、巨大な機械獣が出現、2がさらわれてしまう。一方、他のナンバーをつけた人形たち、リーダーの“1”、人のいい職人の“5”、風変わりな芸術家“6”、腕力自慢の“8”に気を失っていたところを助けられる9。しかし、みんなで2の救出に行こう、という9の提案は1に却下されてしまう。それでも諦めきれない9は5を誘い、2を救出すべく機械獣たちの住み処を目指す。 【allcinemaONLINEより】
ティム・バートン監督によるCGアニメ。 人類が滅びゆく世界の片隅で、とある博士が作り出した人形たち。 人間を滅ぼした機械たちからも狙われおり、目覚めた主人公人形が最初に出会った人形も機械に連れ去らわれてしまう。 そんな彼を助けに行こうとする主人公、途中で出会う同じような人形と力を合わせて助け出そうとする途中で、人類が滅んでいく謎を知ることに。 1~9までのナンバーが振られた人形が仲間を助け出そうと大冒険。 ただし、ティム・バートンアニメの特徴でもあるダークな内容になっております。 話は面白いんだけど展開が急ぎ足、それゆえに説明不足な部分もあったり。 また、感情表現に関しても、悲しんでたと思ったらすぐに切り替えてレッツゴー!なんてゆう、余韻に浸る暇もねぇなってゆう作り。 キャラクター全員が麻布を編んで作られた人形なので、誰が誰だかわからなくなることもしばしば。 個人的には、まぁまぁ面白かった、話は面白いので興味があれば100円レンタルとかでオススメ。
「ワンピース フィルム ゴールド」 航海を続けるルフィたち“麦わらの一味”がやって来たのは、世界中の富豪たちが集う世界最大のエンターテインメントシティ“グラン・テゾーロ”。そこは、世界政府すら手出しができず、誰であろうと街のルールを犯すことはできなかった。そんなグラン・テゾーロを築き上げた男こそ、金の力で強大な権力を手中に収め、すべてを意のままに動かすギルド・テゾーロ。グラン・テゾーロに絶対支配者として君臨し、いつしかルフィたちも街の非情なルールに飲み込まれてしまうのだったが…。 【allcinemaONLINEより】
人気アニメの映画版、現時点では最新作。 むぎわらの一味が航海の途中で立ち寄ったエンターテイメントシティ”グラン・テゾーロ”、世界中の大富豪が集い、金が舞い振り、様々なカジノやエンターテイメントで楽しめる。 で、そこを仕切るテゾーロさんが今回のボスっすね。 序盤は施設を楽しむむぎわらの一味、中盤で罠にはめられたことに気づきテゾーロにボッコボコにされ、後半は攻勢に出るためのあれこれ、終盤で大バトルとゆう、アクションアニメ映画としては王道中の王道の流れ。 登場キャラも個性的だし、映像も派手だし、アクションもアニメならではの激しくテンション上がる演出。 なのだが。。。 どうもワタクシ、アニメ版のワンピースへの愛がすっかり冷めてしまっておりまして。 なんかこう、ただただガチャガチャとうるさい映画だなぁとゆう感じにしか見えず。 テレビ版が原作エピソードに追いつきつつあり、毎放送の本編の放送内容が15分程度しかない伸ばし伸ばしにしてる構成にうんざりしちゃいまして。 OP曲だけで1分以上使うアニメなんてなかなか無いよね、本編も妙なにらみ合いの時間稼ぎシーンとか多いし。 ま、話が脱線しちゃったけど、テレビ版のうんざり感をどうにも引きずってしまって、”ワンピースのアニメ”がだいぶ嫌いになってるんですよ。 なのでどうにも楽しめなかった。 ラストバトルの演出も、ルフィが必殺技のフルコースでそれがほとんど効かず、最終的に現時点で最強の技で倒すってゆうみえみえの流れがどうにも冷める。 個人的にはあまり楽しくなかったなぁ、まぁワタクシがワンピースに対する想いが冷え切ってるのでね…。 派手な演出や必殺技のオンパレードなどファンは楽しめる要素満載なので、ワンピース好きな方にはオススメ。
テレビ版ワンピース、銀魂みたいにエピソードが貯まるまで一旦終了とかしないかしら、1回の内容が薄すぎて観ていられない…。 ってもう2~3年観てないけどw
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