今週は2本。
「ブレーキ」 ある日突然、何者かに誘拐され、車のトランクに収まった棺桶型の透明な箱に監禁されるジェレミー。4分ごとに様々な仕掛けが発動し、絶体絶命の窮地に追い込まれていく。はたして犯人の目的は? そして、ジェレミーは無事脱出できるのか? 【allcinemaonlineより】
目が覚めたら車のトランクの中に監禁されてた!ってゆうソリッドシチュエーションサスペンス。 前々から観てみたいと思いつつ忘れてたんだけど、ニコ生で放送されたので観てみました。 車のトランクにアクリルの棺桶みたいなのが用意され、その中に監禁されてるのでトランクを開けるとかゆうことも出来ず。 で、ただ監禁されてるだけではなく、何故か古い無線機とか携帯とか、自由は利かないけどそれなりにアイテムは用意されてて。 で、それらを駆使して脱出を図ると思わせておいて、主人公の正体がそれを邪魔するってゆう、意外と巧みなシナリオ構成が面白かった。 箱にはタイマーが設置されていて、4分ごとに何かが起こる。 何が起こるか全く予測できないので、4分ごとにドキドキ。 …だったんだけど、中盤あたりでそのタイマーシステムも終了、めっちゃ面白かったのに。 最終的にすごいオチが待ってるわけだけど、そこで安心させておいてさらにオチが待ってる大どんでん返し。 2つ用意されたオチなんだけど、どっちにしろなんとも後味の悪いオチに。 映画自体は予想以上に面白かったです、後味の悪いオチでも観てみたいって人にはオススメ。
「フィフス・エステート/世界から狙われた男」 告発者を守り秘密、隠蔽情報を公開していった内部告発サイト“ウィキリークス"。その創設者であるジュリアン・アサンジとともに、カリスマ的な彼の魅力に囚われていく仲間たちは、世界的な新聞社やテレビ局などを上回る数々の秘密情報をウェブサイトで発信していく。そして、アメリカのペンタゴンをはじめ世界の目から追われながら、彼らが暴露する機密情報はあまりにも過激で危機なものになっていった…。謎に包まれた“ウィキリークス"を創った男、アサンジは英雄なのか?反逆者なのか?そして真実とは、一体何なのか? 【Amazon.co.jpより】
ベネディクトカンバーバッチ主演、海外の告発サイト ”ウィキリークス” 創設者ジュリアンアサンジのサクセス(?)ストーリー。 一応ノンフィクションではあるけど、ウィキリークスの元メンバーによる暴露本を基にしてるらしいので、完全なノンフィクションかどうかは謎。 今では大物スターの仲間入りを果たしたベネディクトカンバーバッチさん、彼の最新作なのに、日本では劇場未公開のB級作品。 ウィキリークス自体が日本ではあまり認知されてませんからね、海外では大手の報道関連業界が大注目するほどの凄いサイト。 ウィキリークスとは、企業の危ない内部資料とかをその企業内部の人間が告発しちゃうサイト。 企業だけじゃなく、政府の秘密データまで暴露されちゃうもんだから、政府からも目をつけられちゃうかなり危ないサイトだったり。 そんなヤバヤバサイトの創設から、つい最近までの出来事が映画化なのです。 創設者のアサンジさん、元々はハッカーで、当事のNASAをハッキングするほどの凄腕。 その腕前で政府をハッキングし機密データを入手、こんなヤヴァイデータを政府が隠してるなんてなんてこったい!と正義感に駆られ、ウィキリークスを作り上げていきます。 が、そんな正義感も方向が違えば危険な方向に向いちゃうもので、アサンジさんも度々危ない行動に出ちゃうわけで。 最初の方はおとなし目なアサンジさんなので少々盛り上がりに掛けるけど、調子付いてからはめちゃ面白いっすね。 ワタクシ自信もウィキリークスはあまり知らなかったけど、内部告発サイトってゆうことだけ知ってれば楽しめる映画かと。 「ソーシャルネットワーク」 とか 「バトルオブシリコンバレー」 のような、ネット関連を題材にした映画が好きな人は楽しめるはずなので、そっち系が好きな方にはオススメ。
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